- 2007年7月18日 14:54
- 気付き
中越地震の被害が刻々とあからさまになってきています。
特に倒壊した住宅の話がマスコミでも話題になっていますが、
その情報は、本物と嘘の境目を行ったり来たりしています。
なんだか、我先にと災害の度にしゃしゃり出てくる、まちづくり何とかセンターの、なんとかさん。
(調べる気にもならないので 、このままで)
言ってる事が、正しいやら正しくないやら、よくわからんのですが・・・。
どこのマスコミに出ても、同じことばっかり言ってます。
『新潟は台風が多く、積雪が多いため、重量のある瓦屋根の住宅が多い。それが原因の1つである。』
とりあえず、これだけ取り上げてみますか。
「台風が多く」:
新潟に接近した台風の数、昭和26年以降(気象庁の統計上)98個。ちなみに沖縄は1000を越えます。
内、大きな被害をもたらした台風。
新潟大火をもたらした昭和30年の台風22号。
5人が亡くなり、住宅など400棟が壊れた昭和36年の台風18号。
上越で大雨になり6人が亡くなった昭和40年の台風24号。
平成3年の9月に、大きな被害をもたらした台風19号。
ざっとこんなところ。
まっこれが多いか少ないかは、考える必要も無く、
もっと台風が多い県がざらにあるのは、ガッテン承知の助。
台風が多い?=瓦屋根が多くなる? なんだかな・・・。
次に、「積雪が多いため」:
積雪が多いのは、当然正解でしょう。
ただ、積雪が多い=瓦屋根が多いには、??をふたつ。
瓦屋根=重いと言いたいんでしょうが、雪降ったらもっと重いじゃん。
それに耐えれるぐらい柱や梁が太いのなら、他の地域より耐震性が高いか、せめて同じぐらいじゃないの?
もしかして、雪は重量に考慮せずですか?
雪の重量に耐えられる→雪が無い季節→他の木造建築より強い。でないの?
全てのモノには固有振動数なるものがあり、地震の波長によって倒壊の度合いが異なってくるし、
全体の重量は重くなるので一概にはいえません。
もちろん、横の振動も関係するし、頭でっかちなのは正解ですから。
結局、今回の中越地震で被害にあった住宅の固有の地域性や特徴なんて微々たるもので、日本全体の木造住宅に言えることなんですよ。
それは、何百年と培って来た日本建築の伝統の素晴らしさでもあります。
あるマスコミなんて、
「空襲で、被害もなく焼け残ってしまったから、かなり古い住宅が残ってしまったのも原因。」と言っとりましたわ。(悲)
テレビで見る限り、倒壊している住宅は適当な設計というか、無茶な造りをしています。
阪神大震災の時と同じですね。
キーワードは1981年(昭和56年) これが境目。
もちろん耐震性を軽視してまでも、木造で瓦屋根が絶対ですなんて言うつもりはありませんけど、一方的に全てを否定するような発言はいただけません。
なんとかさん!ホンマはどっかから、アレ、受け取ってるのちゃいますか?ウヒヒヒー。
正直、今まで培って来た伝統や技術を全否定するようなことを言いながら、専門家が偉そうにマスコミにしゃしゃり出ていると悲しくなります。
然るべき設計をして、然るべき施工者が、然るべき値段で、きっちり作れば全く問題ないんです。
使用建材や工法の違いでは、無いのですよ。
たぶん、これから新潟で販売網広げますよ。メーカーが。
儲けりゃ何でもいい!みたいな工務店とか。
「瓦は重いですからね~、金属屋根にしましょうよ。テレビで言ってましたよ~」みたいな押し売りとか。
本物と嘘の境目を良く見極めて、だまされないようにね。
自分は、自分が守るしかない。
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