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津和野珍道中 其の参。

  • Posted by: JUNICHI KATO
  • 2007年8月14日 09:05
  • 見聞き

記憶というものは日々薄れていくもので、つい一週間前のことも忘れてしまう。
何となく記憶が曖昧になってきてしまった。
なんでもかんでも写真に撮ってたおかげで、見れば何となく思いだせるけど、写真を撮ったという安心感が記憶を曖昧にするのか、撮ってなくてもこれぐらいの記憶しかないのか・・・。

そんなことはどうでも良いこととして、やっと津和野です。
さすが観光地だけあって、車も観光客も、それを生業としている人も大勢います。
ベタな名所は、意外と作られた感があって胡散臭いのですが、それでも刻まれた時間の経過は感じられる。
また今日は津和野駅で蒸気機関車が走るみたいなので、駅に人が大勢いるのが見えます。
子供連れや凄いカメラを持った鉄道オタク 通称「鉄ちゃん」も大勢。
いっちゃ悪いけど、少々きもい。
道すがら遭遇した踏み切りで、連結作業のため前進後進を繰り返す蒸気機関車に「鉄ちゃん」が群がっていた。
自分も記念に数枚だけパチリ。
たいして興味もないので、こんなもんで充分です。
tetu.jpg

こちらは、とりあえず車を止めようとメイン道路を走っていると、「1日400円」という駐車場の呼び込みがあったので、迷わずそこに駐車。
その駐車場、JRの線路沿いにありまして、料金徴収のおっちゃんがこう言った。
「にいちゃん、蒸気機関車の写真撮るんやったらその柵越えて、線路まで上がって撮りや!もう来るよ!」
「はぁ。」
もちろん首にはカメラをぶら下げていたのですが、「鉄っちゃんじゃないしぃ~、あれってキモイしぃ~」
なんて・・・。
それでも、おっちゃんの勢いに多少疼くものがあり、線路の上まで。
既に2名ほど先客あり。虎視眈々と狙ってます。
ただ、自分は動くものってあまり撮らないから、どうやって撮ればいいかわからない。
お気に入りの愛機E-1ですが、ロクに説明書も読んでないし・・・。

そうこうしてる内に、「フッウァ~~~ン」と遠くで汽笛が鳴った。
「あっ来る!」
もう、こうなったら鉄ちゃんになってやる!
まだ、見えない蒸気機関車に狙いを定めて、ファインダーを覗いた。
シュッポシュッポと小さいながらも段々と音が大きくなり始め、何かが焼ける匂いが近づく。
「来た?」
そこはちょうど緩いカーブの出口なので、まずはモクモクと上がる黒煙が見え始めた。
金属が擦れ合う音から、地響きのような音に変わると黒い鉄の塊が表れた。
「来たぁ-!!!!」
パシャパシャパシャ。
イナバウワー並に体を仰け反らせながら、かつてないほどの連射で黒い鉄の塊を追った。
で、撮ったのは、イヤ、撮れてたのはコレ。
連続写真(右上から)

「いいの撮れたか?」
という、おっちゃんの一言で我に戻り、
「え~まぁ。」と軽い返事をし、さっさとその駐車場を後にした。
あっと言う間の出来事でしたが、
蒸気機関車が去っていった後の、コークスが燃えた香ばしい匂いと、
鉄ちゃんを演じきってしまった自分の気持悪さだけが印象に残った。

ただ、
鉄ちゃんって
意外とスキかも。

機械モノって惹かれる・・・。

やっと津和野の話になったけど、
ネタは沢山ありますので、どこまで続くかわかりません。
それは、次回か次々回か・・・。

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