- 2007年11月29日 11:02
- 独り言
『Soilee D'or !~ソワレドール 黄金の夜~』
R.Gerant クリスマスパーティー招待状用の写真。
勿論、ボツ写真なんですよ。ほらっ!黄金の中に、醜いお腹がねっ。
これはちょいと、うけ狙いで試し撮り。
でもね、この写真がゼロなんですよ・・・。
んっ、ゼロ?
何かのテーマがあって、そこに向かう写真を撮る。
そのテーマは、この店のオーナー&このイベントが持つもの。そこに私はいない。
それでも、あ~でもないこ~でもないとボツ写真の山を築き上げ、目指しているテーマに少しづつ近づける。
というよりも、シャッターを押すたびに、そこに近づいていると信じたい。
そう信じながら、また、ボツ写真の山が出来る。
そうこうしていると、テーマと写真が持っていた大きな隔たりが、だんだん小さな隔たりに変わっていき、
ある瞬間を境に隔たりがゼロになる。
ゼロになる瞬間っていうのは、それまで静観していたオーナーが熱くなる瞬間であり、
そのテーマに欲が出てくる瞬間だ。
そこからはもう、シャッターを押すたびに良くなっていく。
どれもこれも、ボツにはならない。ボツにしてもいけない。
とりあえず、何でもかんでもプロに任しておけばいい。
それなりに出来上がる。それなりに満足できる。それなりに納得できる。
でも、それ以上は無理だ。
少しでも自分が持つテーマに思いがこもっているのなら、
その思いを正面からぶつけるべきで、自らその中に飛び込むべきだ。
方法として出来ないことはプロに任せばいいけれど、創り上げることには自らも参加しなければいけない。
・・・。
ってな話を、撮影後、オーナーと語り合っておりました。
お互い、興奮冷めやらぬみたいでね。
テーブルの上には、空になったブラックニッカの小瓶が2本。
結局は、ただただ採用される写真に、躍動する期待感が漂っていることを願うばかりなのです。